次期フィアット EV 最新型 新型フィアット500

新型ジャルディニエラが次期フィアット500に登場予定!ハイブリッド搭載のエステートワゴンは2020年以降?

投稿日:2019-07-15 更新日:

新型フィアット ジャルディニエラ Giardiniera(予想図)

出展:チンクエチェントマガジンVol.4
イラスト:水野広太郎氏

次期フィアットを担う最新型500(チンクエチェント)の次世代モデルの一つとして『ジャルディニエラ Giardiniera』がエステート・ワゴンとして復刻することは、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)の2022年までの5ヶ年計画で既に公式に示唆されています。

フィアットブランドでは2022年までに、ハイブリッド&EV(電気自動車)に完全移行する計画で、人気のFiat500シリーズやパンダを中心に最新型へのフルモデルチェンジを目指していますが、その一端としてステーションワゴン版のチンクエチェント『500 ジャルディニエラ』を設定する見通し(ほぼ確定的?)と言われています。

 

New!【最新追記】2019.07.13

EVフィアット・パンダの原型とされる「チェントヴェンティ」がジュネーブモーターショー2019で発表され、新旧FIAT500のバースデーにあたる7月上旬には「EVフィアット500」を2020年よりトリノ・ミラフィオーリ工場にて生産開始が公表。

 

冒頭のイラストは、かつてチンクエチェントマガジンVol.4(2010)に掲載された予想画ですが、

現代版ジャルディニエラの開発はまことしやかにウワサはされてはいたものの、500L(エル)や500X(エックス)に代わられる形で今日まで実現していませんでした。ここにきて、満を持して!という感はありますね。ファンとしては。

ちなみに、今では情報がやや古くなってしまいましたが、ネコ・パブリッシングの「500 magazine」は面白いですよ♪(ヤフオクとかメルカリでもわりと手に入ります)

 

ハイブリッド(マイルドハイブリッド/mHEV)搭載やEV・電気自動車化を推進するにあたり、モーターやバッテリーを小型化して積み込むにはプラットフォームの変更やコスト面の調整が必要なため、SUVタイプの500X(エックス)など大きな個体からと導入されるのでは?と目されていました。

※新型ジャルディニエラ予想図の一つ

その一環で、ジャルディニエラが先行的に登場か?と、2018年6月の2022年までの5ヶ年計画が発表された際には自動車ジャーナリストやイタリア車ファンの間では話題になりました。

しかし、現時点では「EVフィアット500」がミラフィオーリで製造される事のみが確定。新型ジャルディニエラについては生産拠点となる工場も未定(セルビア?ポーランド?)のため他車種より後になりそうな気配ですね。

FIAT創業120周年となるタイミングに合わせて、象徴と言える500(チンクエチェント)のEVモデル生産開始を発表、グループの先駆けとしたのだと思いますが、コンパクトな500のEVシフトを先行させる決定は個人的には予想外でビックリしました。

たしかに、プロトタイプ的な電気自動車モデル「500eチンクチェント・イー)」は、けっこう早い段階(2013年くらい)からカリフォルニア市場のみで実験的に販売されてはいましたが。

 

さて、フィアット好きの方ならご存知の通り、旧車のフィアット500には『ジャルディニエラ Giardiniera』というエステートワゴン・バンタイプのチンクエチェントが存在しています。

giardiniera ジャルディニエラ

この旧ジャルディニエラは、ヴィツェンツァ(Vicenza)のクラシックカー展示会で撮影しましたが、旧チンクエチェントよりも更に希少車なので、日本の路上でたまたま出会ったことは僕もまだないですね~。

ルパン三世の愛車(黄色いクルマ)として知られる、カリオストロで爆走していたフィアット500と前半分はまったく同じフォルム。でも、そのFIAT500をニュニュうぅ~っと後ろに伸ばしてワゴン車になってます。

派生モデルだけど、なんとなくシュールで違和感ありますが、妙に可愛いヤツ♪

(ちなみに初代500 トッポリーノの頃にもGiardiniera Belvedereというバンタイプがあります)

旧車・イタリア車系のイベント(FIAT FESTAとか)、あるいはフィット・バースデーや全国ミーティングといった大きなイベントに参加すると時折、乗っていらしてる方に出会えることがありますがテンション上がっちゃいますね~!

500 giardiniera ジャルディニエラ

FIAT PICNIC 2018|フィアットお誕生日イベント大成功!富士山麓でピクニック♪

実際の所、ボクもすごく欲しいヴィンテージFIATの一台です!

 

1957年に発売されたNuova500(ヌオーバ500/旧チンクのこと)の後を追うこと3年後の1960年に、500 Giardiniera(ジャルディニエラ)が登場します。全長210mm、ホイールベースを100mm延長したエステート・ワゴンモデルで、Nuova500と同じ空冷2気筒エンジンを90度横倒しにして搭載することでラゲッジスペースを確保しています。

通常版のチンクエチェントが生産終了した後もう2年ほど、1977年まで販売され商用車としても活躍しています。後期型はアウトビアンキ社製(上のモノクロ画像はAutobianchiモデル)。フロント前半分のボディは、1965年以降は500Dのものから500Fベースに変更・バージョンアップされていますが、なぜか最後まで500Dタイプ以前ならではの「前開き・後ヒンジ」ドアのままでした。

「giardiniera」というイタリア語自体は「庭師」という意味で、そもそも「ジャルディーノ giardino」が「庭」という意味。英語で言うところの「ガーデン」ですが、まあ、言わんとすることは分かりますよね。なんとなく「広々とした」イメージ、ニュアンスというか…、面白い言葉だとは思うけれど(笑)

あとは「ジャルディネッタ giardinetta」という言い方もしますし、そこんとこもう少し調べておこうとは思います。日本の愛好家には親しみを込めて「ジャルディ」と呼ぶ方もいらっしゃいます。

 

最新型の次期フィアット500「ジャルディニエラ」が、その歴史的な車のアイデンティティと名前を引き継ぐのであれば、基本的にデザイン・コンセプトは同様となると考えられますから予想図に近いものを想像できます。やっぱり500X(エックス)や日本未導入の500L(エル)寄りの大きなチンクエチェントになるのかな?

ただ、現行のフィアット500自体もフルモデルチェンジする可能性もあるので、もしかしたら既存のイメージをひっくり返す「未来的」というか「次世代型」のまったく新しいチンクエチェントとして登場するかもしれない。

EVパンダとして示された、電気自動車のコンセプトカー『Centoventi チェントヴェンティ』くらい斬新に切り替えてきても面白いけど、はてさてどうなることやら。世界には、旧ジャルディニエラをEV化したという人も既にいるようで…(笑)

次世代の最新型ジャルディニエラも現実味を帯びてきたわけで、新旧フィアット・ジャルディニエラをEV同士で並べてみたりも、そう遠くない未来に実現できそうですね!

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