FIAT500全般 FIA500の歴史 イタリアの街並みとFIAT車

フィアット500ってなぁに?ルパンでおなじみFIATチンクエチェントはイタリアの国民車!

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イタリア車と言えば…? たぶん、さほど知らない方に訊いてみて、すぐに名前が出てくるとすればフェラーリ?ランボルギーニ? いやいや、それは一昔前… 昭和とか20世紀末のお話でしょうから、今はスンナリと『フィアット』と答える方が多いと思います。

 

僕は1980年生まれですけど、同年代もしくはプラスマイナス20年ほどの世代の方々のイメージする『フィアット』って、きっと写真のコレなんじゃないかなぁ?と…

やっぱりルパン三世ですよね♪

 

■フィアット(FIAT)とは? イタリア最大の自動車メーカー

フィアットと言えば、この『FIAT500』という車。詳しく書き始めるとあまりに長くなるのでここはザックリ、また別の記事で愛着たっぷりに掘り下げたいと思いますが、そもそもフィアットというのはFIAT社、イタリアの自動車メーカーの名前です。

19世紀末、1899年7月11日に北イタリアの工業都市トリノ(Torino)で設立された歴史ある自動車会社。FIATとは、イタリア語で"Fabbrica Italiana Automobili Torino"(ファッブリカ・イタリアーナ・アウトモ―ビリ・トリノ)の頭文字から取られた名称で、意味は『トリノ・イタリア自動車製作所』です。


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創業者グループ9人の内の一人、ジョバンニ・アニェッリ(Giovanni Agnelli 1866-1945)が1902年にフィアット社長となって以来、現在に至るまで、代々アニエッリ家が大株主として経営に携わっています。歴史あるイタリア最大の自動車会社なのです。

実は、フェラーリ、マセラッティ、アルファロメオ、アバルト、ランチャ… 偉大なイタリア車メーカーのほとんどは、フィアット傘下なんですよね。(近年では米クライスラーも)

 

■FIAT500ってどんな車?チンクエチェントの意味


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FIAT社のフラッグシップと言えるこの可愛すぎる車、500cc前後の排気量のエンジンに由来して『500』と名付けられました。日本語なら「フィアットごひゃく」とも呼ばれますが…

やっぱり「500」という数字をイタリア語で『チンクエチェント cinquecento』と読んでもらえると、私たちチンク愛好家は喜びます♪ Uno.. Due.. Tre.. Quattro.. Cinque=5 (チンクエ)で、Cento=100(チェント)なので、五百は "Cinquecento" となります。

『チンクエチェント』 そう、愛称は『チンク』です♡

 

ヨーロッパをはじめ、世界中、日本にもファンが多く、もちろん本国イタリアでは現在も多くの人たちに愛され続けている車。この写真はヴィチェンツァ駅前の公園で撮影しましたが、イタリアの日曜日の公園ではこうしたクラシックカーの集まりがしばしば催され、たくさんの現役オールド・チンクが顔を揃えます。

 


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やはり、この可愛い形のオールドカーが、いわゆる一般的な『チンクエチェント』のイメージでしょうか。これはイタリア人の感覚でも同様という印象ですね。

この形のチンクエチェントは、2代目とされる500で『Nuova500』と称されるモデルです。「ヌォーヴァ・チンクエチェント」と読み、イタリア語で『新しいFIAT500』という意味になります。1957年から1977年まで生産されたチンクエチェントは、当時のイタリア人の誰もが乗り、とても愛されていた車です。

 

イタリア旅行されたことのある車好きな方なら分かると思いますが… ちょいちょい、現役の旧チンクにも古い石造りの街並みの中、今でも出会えますよね。

20年間で400万台も製造されたという、イタリアの国民車です。

アイデンティティの一つと言えるでしょう。

 

ちなみに、初代チンクエチェントはこの車です。

FIAT500『Topolino トポリーノ』
意味はイタリア語でハツカネズミ(可愛い♪)

 

■新型フィアット500の登場!新しい3代目チンクも魅力的♪

そして、2007年3月23日に発表された
現代版の『フィアット500』!

受け継がれたチンクエチェントのDNA… 初代500(ご先祖様であるトポリーノ)の発表からちょうど50年後という、粋な演出での華々しいデビューはファンの記憶に残るところ♪

翌年2008年の日本販売スタートから、10年経った今現在(2018)は路上で遭遇することも格段に増えましたし、ひょっとすると若いユーザーの方々にとっては現行ニューチンクの方が『フィアット』のイメージになりつつあるのかもしれませんね。

ポップで可愛く、カラフルな限定車など個性的なラインナップも多彩…☆ 国産車のシェアが圧倒的に強く、やや一元的だった日本の自動車文化に、ミニやフォルクスワーゲンと並んでファッション性を持ち込むことに大きく成功した例の一つと言えるでしょう。

軽自動車をはじめ、日本車のわりと高いグレードの車種においても、輸入車に似たソリッドカラーやエクステリアが採用されることが増えてきたのも競合によるところかと。

 

FIATが公式で主催するバースデーイベントがあったり、ショップやオーナー有志のミーティングがあったり、はたまたフィアットチョコなんてものまであったり♪ グッズやアパレルも豊富で、このファッショナブルなブランド力の強さは、さすがイタリア!

 

車離れとか、自動運転とか… そういったモロモロのクルマ事情の状況からも、なぜだか不思議と遠いところに居るような…

いかにもイタリアらしく、人間くさい(?)

愛すべきFIAT500のことを、日本のチンク愛好家『cinquecentista チンクエチェンティスタ』の一人として、こうして書き綴っていく次第です。かれこれ20年来のイタリアLOVERなヒトなのでいろいろと話題は派生するとは思いますが、自分も乗っているニューチンクの知識・情報を中心に、誰かの『好き』のお役に立てたり、キッカケになれたら幸いです♪

gigi

 

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