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ルパン三世の愛車に憧れて♪フィアット500との出会いはカリオストロ!初めてチンクに乗った日

投稿日:2018-04-02 更新日:

FIAT500という、イタリアの小さな国民車のことを知ったのは、僕が高校生の頃だったから…そう、20世紀も末を迎えた90年代の終盤でした。

当時の僕は、自動車への興味や知識はあまり無かったのですが、マイナーながらFIAT500は知っていました。お決まりですけど『ルパン三世 カリオストロの城』が好きだったのです。

 

ルパンと次元の乗ったグンゼのFIAT500のプラモデルも持ってましたよ!(ちなみにクラリス様が運転してるシトロエン2CVも♪)

ルパン三世 カリオストロの城|黄色いチンクエチェント「追跡」グンゼ プラモデル FIAT500ルパン三世 カリオストロの城 「逃走」グンゼ プラモデル クラリス シトロエン2CV

 

高校を卒業して、料理の道を志し始めた18~19歳の頃で、昼は大学、夜は調理学校(夜間)に通うというダブルスクール。やたらアグレッシヴに生き急いでいましたが、さらに土日はフランス料理店の厨房で見習いと、若いなりに必死でした。

運転免許を取るため、高校時代にアルバイトで貯めたお金は調理学校の入学金に投入。早朝のコーヒー屋で働いたり、大学の奨学金を運用したり(親不孝)と、、なんとかやりくりはしつつ、車に乗ることは頭になかった青春だったなぁ、と思い返します。

実際、運転免許を取得したのは25歳のときです。

―そして縁は異なものなのですが、

先述の、土日に見習いをさせてもらっていた店のシェフの愛車が、なんと黄色のフィアットだったのだから今思うと運命的な出会いですね…

 

シェフは通勤でも日頃500に乗ってたので、仕事帰りはいつも駅まで送ってくれました。

今思えばこそ、微笑ましくも夢のような話なのだけど、おそらく今までの人生で最も僕を叱ってくれた人なので、(感謝していますよ♪)

当時としては、そりゃもう、おっかなくて仕方なかったワケで・・憧れのチンクでのドライブを楽しむ余裕なんて全くなかったワケで・・

なんつ~もったいない! と今さら悔やむばかりです。
(まあ、ペーペーの小僧だったからしょうがない…)

 

右も左もわからない10代のガキんちょが、現場で満足に動けるハズもなく、まさに烈火の如く(おもにフランス語のスラングで)怒られまくった厨房での時間は、今思い出しても地獄のようだったな、と苦笑いするばかり笑(しかも小さな厨房で2人きりのマンツーだったし)

だけど、仕事が終わって500で送ってくれる頃には、運転席のシェフの横顔に、鬼の形相はやや影をひそめていたものです。

 

お店を辞める時、町田駅まで送ってもらった最後の別れ際で、チンクエチェントから降りる僕に無口なシェフがポツリと

「(今まで)助かったよ」

とだけ言ってくれたのは、
忘れられない褒め言葉のひとつです。

 

そんな見習い小僧も、もう当時のシェフと歳を越えてしまいました。FIAT500(ニューだけど)に乗って、シェフにもなりましが、あとは旧チンクも買うしかないなぁ… と(笑)

gigi

 

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