新型フィアット500 良い所 / 悪い所 新型チンクの機能 スペック FIAT全般

イマイチ不評?フィアット500のアイドリングストップ機能 スタート&ストップ(START&STOP)

投稿日:2018-04-24 更新日:

新型フィアット500にはスタート&ストップ(STRAT&STOP)というアイドリングストップ機能が標準装備されています。この低燃費エコカー時代、アイドルストップは普通のことですが、FIAT500とはイマイチ相性が悪い?なぜか?

 

■燃費をとる?快適性をとる? START&STOP

使ってない人が多い?という話もよく聞く『スタート&ストップ(START&STOP)』と呼ばれるニューチンクのアイドリングストップ機能。現行ラインナップには全て標準装備されているそうですが、デュアロジック車には相性が悪い…? ちょっと困った点(というか不便さ)もあるようです。そもそも出来があまり良くない??笑

 

作動の仕方は簡単で、交差点の信号や一時停止でブレーキを踏み、完全に静止した時点でストンとエンジンが止まります。うん。普通のアイドルストップです。

さて、発進しましょうか。ということで、ブレーキから足を離すと自動でエンジンが再始動します。うん。普通のアイドリング…って、再始動おそっ!

…というのが、S&Sシステムが導入された当初からの評判で、ビミョーに掛かりが遅いです。このタイムラグが運転してると若干ストレスになり、「あーもう、燃費とかイイかな…」と感じます。たしかに、交差点の先頭にいたりすると、信号が青になるの気にしておく必要があって、わりと後続車に詰められちゃって少し焦ります(汗)

デュアロジックの記事でも少し触れましたが、

内部的にはマニュアル車で、クラッチ操作を機械的に行っているフィアットのデュアロジック・ミッション(ロボタイズドMT)は少し初動が重たいですし、ATのクリープ現象もないので普通のオートマ車のようにスーーーッと出足が良いわけではないわけです。(※クラッチワークというか、アクセルに強弱のメリハリをつけてテクニカルに運転すると軽やかなスタートダッシュも可能だし、すごく楽しいけど、やや難しい。)

加えて、これがツインエア車となると、

やはり2気筒エンジンは、ターボが効き始めてナンボなので、初動の低回転域は重い。(1トンの車重を最初に引っ張るのにはパワーが必要)こういったデュアロジックツインエアの特性が、ちょっと不出来なレスポンスの遅いアイドリング・ストップと組み合わさってストレス源になるのかな、と。

 

■ ON/OFF スイッチ切替でスタート&ストップを使い分け

もちろん、排出ガス・CO2削減という環境保全、化石燃料の節約といったエコの観点から、アイドリングストップは推奨すべき運転機能です。ヨーロッパの排出ガス規制による大気汚染防止の政策は先進的で見習うべき点もありますし、それ以外にも停車中のエンジン音、騒音が減らすメリット、燃費改善もあげられます。

実際のところ、燃費についてはオマケみたいなもので、試算しても劇的にガソリン代が浮くわけではないでしょう。よほどの距離を年間走行する人でないかぎり、牛乳や卵を安いスーパーで買う程度の節約と思われます。でも燃費チャレンジって、楽しかったりもします♪

走り慣れてる道路なら信号のタイミング等も分かっているでしょうし、START&STOPをオンにして、どこまで燃費計の数字をよく出来るかみたいなトライアル燃費走行を楽しむのも面白いですよね。

ただ、一般に「アイドリングストップが5秒以下」だと燃料消費の方が節約を上回るとも言われるので、あまりに短いスタート&ストップを繰り返す状況なら逆効果かもしれません。それに、前の車が動き出してからブレーキペダルから足を離し、エンジン再始動を待っての再発進はどうしてもワンテンポ遅れ、まわりのクルマにも迷惑になりかねないので、そういう状況ではオフにすべきでしょう。

ちなみに、FIAT公式(FCAジャパン)によると、渋滞などの低速走行では作動を一時的に解除し、発進後に時速10kmを超えると再び作動するようになる仕様とのこと。 以下引用: FCAオフィシャルHPより

アイドリングストップ機能のSTART&STOPシステムは、信号待ちなどで停車すると自動的にエンジンを止め、メーターパネルの表示灯でドライバーに知らせるシステム。ブレーキペダルを放すなどドライバーが発進しようとする意志を感知すると、エンジンを自動的に再始動。渋滞などの低速走行では作動を一時的に解除し、発進後に10km / hを超えると再び作動を開始する優れもの。インストルメントパネルに設けた専用の解除スイッチでシステムをOFFにすることも可能。

 

新型フィアット500のスタート&ストップ機能は、オン/オフの切り替えがスイッチを押すだけで選べます。(S&Sが標準装備になる以前の初期型のニューチンクは常時ONだった気もしますが… 記憶が定かではありません。すみません…)

インパネ中央にあるボタンでONとOFFを切り替えられます。以前の仕様では、スイッチOFFにしておいても、運転を終えるたびにリセットされて毎回ONに戻ってしまったのですが、現在では一度オフにすると記憶される仕様に改善されています。

スタート&ストップ機能をONにすると、メーター中央部に「S」マークが点灯します。

OFFにした場合、速度メーターの外側に「S」マークに取り消し線ペケされた表示が点灯します。警告灯と同じくメーター外周に表示されるので、個人的には気になって好きではありませんが…(ちなみに、START&STOPシステムに不具合が生じ、機能不全に陥っている際にもエラーとして表示されます。S&Sトラブルについては別の記事にて改めて)

 

■作動しない… 不具合?故障?→バッテリー負荷が理由!

フィアット500バッテリー交換|純正バッテリー EXSIDE

さてさて、燃費やクリーンな運転を目指すならオンにすべき…と思えるのですが、実際はバッテリー負荷も大きいアイドリングストップです。バッテリーの充電が不十分だったりエアコンなど電装の使用率が高いと、クルマ側で判断してスタート&ストップ機能を作動させない場合もあります。もしくは自動で解除されてアイドリングに復帰したりします。

バッテリー電圧が下がる、もしくは、エンジンが停止してから2分30秒が経過した場合でも、アイドリングストップは自動的に解除されます。また、始動直後でエンジンが冷えている状態では作動しません。水温計のメモリが3コマくらいにまで上がらないとダメなので、特に冬場はしばらく走行が必要。

●フィアット500のバッテリーについて↓

できればIS(アイドリングストップ)中はエアコン等を消すべきですけど真夏や真冬は難しいですし… それを言えばヘッドライトもですが自動点灯の機能が無いので点け忘れが心配ですし… まあ、無理してISを使うな、ということです(苦笑)

バッテリーが酷使されている運転状況だったり(例えば、街乗り中心で充電に十分な長めの走行がほとんど無く、そのわりにエアコンやオーディオを頻繁に使用したりアイドリングストップを常用している、など)、経年でバッテリー自体が弱っていたりすると、バッテリーの寿命を縮めますし、交換サイクルが早まってかえってコストは高くなるので考えものですよね。

 

■『坂道発進』で落ちる→始動が遅いから→さらにはエンスト報告も?

また、先述のとおり内部的にはマニュアル・トランスミッションであるFIATの「デュアロジック車」は、一般的なオートマ車のような「クリープ現象」が無いこともあり、MT車を運転するのと同じでサイドブレーキを引いての『坂道発進』の技術が必要です。

まあ慣れてしまえば「技術」というほどのモノでもないですし(笑)AT限定でも一応は教習所で教わっているハズなのですが、クリープ現象(アクセルを踏んでいなくても車が前に進む)が無いので、緩やかな上り坂でもアクセルペダルから足を離すとマニュアル車同様に後ろに下がってしまうわけです。

これがまた、デュアロジックとアイドリングストップの相性の悪さとなるのですが、坂道でスタート&ストップが作動していると、再発進時にブレーキベダルを離すと同時に、エンジンが再始動するまでのタイムラグの間にクルマが後ろにズルズルと下がっていってしまうという… (だからサイドブレーキを引くわけですが)

●クリープ現象とは?●

クリープ(creep)、クリーピング(creeping)とは、アクセルペダルを踏むことなく、エンジンがアイドリングの状態で車両が動く現象のことをクリープ現象という。

オートマチック車でエンジンがアイドリング状態にある時、セレクトレバーがP(パーキング)やN(ニュートラル)以外の位置にあると、アクセルを踏まなくても車がゆっくりと動き出す現象。クリープは英語で「ゆっくり進む」「這うように動く」の意。渋滞時や駐車時のスピード調整がしやすい、坂道発進の時に車両が後退しない、といった利点がある。一方で、ドライバーの意思に反して車が動き出すことから、衝突事故が発生しやすいという危険もある。

 

ちなみに、ヒルホールド機能は初期型から標準装備されていますが、ある程度の傾斜(たしか勾配が5パーセント以上)がないと、作動しませんし(というか5%の体感が分からない)、コレはヒルホールドするでしょ~?って上り坂でもなぜか作動しなかったりするので僕はアテにしてません笑(※急勾配でヒルホールドする場合、スタート&ストップは作動しないそうです)

こういう 「かゆい所に手が届かない」感 はすごくイタリアらしいと思う(笑)

余談ですが、イタリアに行くと、例えば公共施設やバス・電車内でも、このような 「惜しい!」「あと一歩」感 に直面することはヒジョーに多いと言えます。そんなキッチリキッチリしてないですね~(まあ、良い意味でも、日本が特殊な部類なのですけど)

 

※この記事は加筆中です※

 

■まとめ 結論、S&Sはオフりましょう?(笑)

(徹底して使えば)燃費向上はするでしょうけど、残念ながら日本は信号が多い…。エンジン再始動をくり返す頻度が多すぎるので、少なくとも燃費の面では有益でない状況の方が多いかも? それに、少なくともイタリアをはじめヨーロッパは信号が少ない(交差点がない。ロータリー形式が多い)ですから。長い踏切待ちとかで止まりっぱなしならアリかもです。ただ、バッテリー保護のためエンジンが再始動することが多く、むしろ完全に停車してるならキーOFFすればいいのでは? うーん、フィアット500のS&S(スタート&ストップ)は意味ないかもなぁ…(^-^;

先述の通り、バッテリーとの関連を含め、エンスト等わりとS&Sのシステム自体が機能不全に陥るケースの報告も少なくないという事実がまた… 気になる所です。エンジン始動に関わるシステムエラーは、他の部分にも影響、干渉するので、ヘタするとエンスト状態から復帰できないコトも起こり得ますから… 後続車が続いてたりするとイヤだなぁ。僕がS&Sを使わない理由でもあります。有り体に言ってしまえば、信用してないんです(苦笑)

諸々を考えると、不具合が出たときの診察代や修理費で、燃費を節約した分なんてチャラになってしまう(むしろ足が出てします)気はしますね。環境保護やエコに貢献する考えならアリだけど、それならいっそ、電気自動車をチョイスすべきと思うし…。

身も蓋もないですが、フィアット500でアイドリングストップする必要はないのでオフりましょう!? そんな結論。(※あくまで個人的な主観です 笑)

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