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ツインエアに効く?PPEとは?フィアット500のチューニング・パワーアップについて考察

投稿日:2018-04-18 更新日:

フィアット500のツインエアをパワーアップするチューニング・パーツ『PPE(ピーピーイー)』について考察。ツインエアのパワーを85psから最大105psまで20馬力アップさせるというPPEは、正式名称を「プラグインパワーエンハンスド」と言いますが、いわゆるECUパワーチューニングとの違いは? いろいろ詳しく調べてみました。

僕のツインエア(フィアット500 TwinAir)には、『PPE ピーピーイー』というチューニングパーツが付いていて、ノーマルのツインエア85psから105psにパワーアップしています。後述しますが、サブコンとかスロットルコントローラーとは異なるチューニング方法で、ターボの制御をコントロールすることでブーストアップする仕組みです。

写真の右上、コネクタに付いている部分がPPE本体です。防水の巾着袋のようなもので保護され、エンジンルーム内バッテリー付近の配線類の中に収まってました。ラベルは擦れちゃってますが。こんな小さな電子機器で、デカイ鉄のかたまりな車の制御に干渉できるなんて、何だか不思議ですよね。(あまりブラックボックス化もよくないですが…)

本体はコンパクトなので、エンジンルーム内のクリアランスは圧迫しません。

 

PPEはオーストリアのInterstarという会社の製品で、PPE(Plug-in power enhanced)の名の通り、プラグイン(接続)だけで出力とトルクを強化、ECU本体のプログラミングを書き換える必要がなくチューン出来ることがウリだそうです。TwinAirのように過給機(ターボ&スーパーチャージャー)を搭載した車両用のチューニングキット。

エアフロー(空気量)センサーとブースト圧のMAPセンサーの間にプラグインで装着し、エンジン吸気、燃料噴射、過給制御のチューニング信号をECUに認識・制御させる… というものですが、けっこうドーピング的な感じっぽいです。これで20%ほど馬力アップされるとか。お手軽なパワーアップ・チューニングですね。

従来のECUチューニングは、車の頭脳であるECU(制御コンピューター)のエンジンマネージメント部分のプログラムを書き換え(上書き)して高いパワーとトルクを得るそうですが、チューニングソフトをインストールして直接ECU本体に手を入れるって素人にはちょっと勇気がいるかも・・

一方のPPEは、ECUには手を加えないチューニング方法なので、エンジンルーム内の吸気系センサーにプラグイン(カプラーオン)するだけなのでリスクが少ない。付けるのも簡単ならノーマル状態に戻すのも簡単です。僕が5年近く乗った前任チンク1.4L(100ps)と比較して、パワー面で同等くらいの体感は得られます(エンジン特性がまったく違いますし、あくまで主観ですが)

 

一応、色々と調べた事をまとめておくと…

(1)接続&取外しが簡単でお手軽チューン
プラグイン(カプラーの接続)だけで、ECU(コンピューター)本体のプログラミングを書き換えないからローリスクとのこと。また、取り外すだけでノーマル状態に戻るそうです。

(2)吸気/過給を調整してパワーを引き出す
PPEはツインエアのようなターボエンジン専用デバイスで、「エンジン吸気」「燃料噴射」「過給制御」をチューニング(調整)する仕組みとのこと。(ブーストセンサーから送られる信号に、途中で介入して疑似信号を送ってる??

(3)過剰な負荷をかけない配慮(をしているらしい)
ノーマル比15%~20%のパワーアップ、各車体のエンジン特性に合わせた専用プログラムで製作。スロットルコントローラーのように、無闇にトルクの盛り上がり感などを追求せず、エンジン保護と効率的なパワーアップを両立させることを目指している。

 

私見を述べるなら…

回転数が1900~2000rpmに達するまでの低回転域の非力さは、わずか875ccの2気筒エンジンを擁するツインエア搭載車の弱点の一つだと思います(MT車だと更に顕著で、たとえば最徐行の際などに油断してると簡単に落ちます。エンスト。)

立ち上がりの部分を補うという意味なら、別のアプローチでも良いでしょう。(単純にアクセルワークで回し気味にするとか。デュアロジックならMTモードで低速ギアで引っ張るとか。)フィアット500のツインエアは小排気量ながらノーマルでも十分気持ちいい走りが楽しめます。ただ、もう少しパワー感を随所で補うことができれば利便性もグッと増すのは確かです。

初速の部分での向上は検証しにくいですが、過給が掛かってターボが効いてくると、2500rpmあたりからの加速力がググッと盛り上がってくるわけで、すごく楽しいですね! ここの”オイシイ領域”の味わいが、だいぶ過激に感じるのでおそらくはソコがPPEの効果が発揮されてるところ。

なかなかピーキーな奴だと思います。

ABARTHシリーズのような激辛ホットハッチも憧れますが、やっぱり2気筒エンジンで、全力をギュギュゥ~ッと絞り出して走るTwinAirは好き。ターボ系FIAT車にはかなり好相性なチューニングではないでしょうか。社外のエアクリーナーを組み合わせると更に効果的です。

うちのチンクは、ASSOのエアクリーナーを付けています。(ino la desgin ハイパワー吸速アクセレーターFiat500 TwinAir用)コイツがまた、PPEチューンとの相性が抜群にイイ!と思っています。

ツインエアだけに、吸気系のダブル強化は効く! うまくオイシイ所で加速するには、初動のアクセルワークに多少の慣れが必要ですが、前方にグイッと引っ張られるようなGの掛かり方はちょっとクセになりますね。(デュアロジックの場合、どういう挙動になるかは未知数)

回転数だけでなく、エアの吸入加減までクッキリ意識するようになり、運転はメッチャ楽しい♪ ABARTHみたいにブースト計を付けておけば視覚的にも面白そうですね。

 

以下、販売元(株)ハンズトレーディングさんPPE商品ページから引用

PPEのようなアディショナルパワーキット(サブコン)では、装着するエンジンの限界パワーを決定づけるタービンやインジェクターなどのハード面は変更せずに、個々のエンジンが持つ”余力部分”を引き出します。ご存知の通りノーマルエンジンのパワーですら、そのエンジンのコンディションや個体差により10%以上も変動いたします。従いましてカタログ等に表記のパワーアップ値は、多分にメーカーの宣伝要素が加味された目安値、理論値であり、実際に装着した際のパワーは、装着するエンジンそのもののコンディションや個体差、タービンやインジェクターなどの補器類の能力(余力)で決定されます。~中略~

単にパワーを限界まで引き上げれば良いわけではありません。各部の余力が減れば当然エラーの問題や故障リスクは高まり、またECUの余計な保護や補正によりギクシャクしたエンジンフィールとなるでしょう。その点PPEでは、安全に安定してパワーが発揮できる最大値を、タービンやインジェクター容量といったハード面の能力までを考慮して設定、安定した最大パワーを安全に発揮させると同時に、実用上最も重要な全回転域での滑らかなパワー&トルクフィールを追及しています。また必要十分な高速CPUを採用、効率的に活用することにより、PPEでは約1500rpmという非常に低い回転域から途切れることなくシームレスに補正(チューニング)信号を提供、トルクの山や谷、息継ぎなどの違和感がないスムースなパワーフィールを実現するとともに、優れた個体マッチング性を実現しているのです。

 

パワーアップして乗りにくくなるかも?という心配よりは、ツインエアの場合、トルクを補ってあげることで車の性能は安定すると思うので、興味はあるけどECUチューンは不安… という方は試してみる価値はありますよ。まあ、安くはないですが(^-^; (定価で79,800円だったかな?)

ただ、遊びにはリスクも付き物ですから、そこは考え方ひとつなのかなと思います。

僕のニューチンクは並行輸入モノで、正規ディーラーさんには面倒みて貰えませんし、当然ながら保証外なので開き直って遊んでる感はありますが(苦笑)少なくともディーラー整備に出している車だと、何かの不具合の際には不利になる可能性はあるかと。

一度きりの人生。

車の一台くらい乗り潰すのも一興??笑

gigi

 

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