フィアット500(312系) アバルト/ABARTH 良い所/悪い所

【保存版】フィアット500・アバルト 全カラーコード&色名一覧表|FIAT/ABARTHカラー番号まとめ

投稿日:2022-09-26 更新日:

 

フィアット500やアバルトの魅力は、なんといっても多彩なボディカラー。しかし「パソドブレレッド」や「グリジオカンポボーロ」といった車名だけでは、正確な塗装色は特定できません。

本記事では、歴代モデルや限定車のカラーコードを調査。愛車のチンクやサソリ車の「正式な名前」と「正確なカラーナンバー」を知るためのガイドです。修理やタッチペン探しで色番号を知りたい方向けです。

まずはここからチェックしてください

チンクエチェントの色番号を知りたい方に!ボディカラーナンバー集

 

FIAT500といえばルパンカラー!
黄色いチンクエチェントが印象深いです。

Topick!フィアット&アバルト限定車一覧

はじめに: 色番をご検索の方へ

【閲覧前に必ずご確認ください】

本記事に掲載しているカラー名およびカラーコードは、独自調査に基づくデータです。フィアット・アバルトは年式、モデル、生産国、限定車の仕様により、同じ色名でもコードが異なる、あるいは名称が変更されているケースが多々あります。

修理やタッチペン購入のために色を特定する際は、必ず車両本体のカラーラベルを確認するか、正規ディーラーへ車体番号を添えて問い合わせてください。本データを利用したことによる損害(色の不一致等)については責任を負いかねますので、あくまで参考資料としてご活用ください。

上記リンク記事の方で、画像付きで説明してありますが、フィアット・アバルトのカラーコードは、以下の場所に貼付されているシルバーのステッカー(IDプレート)に記載されています。

  • フィアット500系: バックドア(トランク)を開けた左側の縁、またはボンネット裏。
  • アバルト595/695系: ボンネットの裏側。

 

主要なカラーコード一覧(簡易版)

カタログモデル中心の代表的なボディカラーナンバー。

  • 白系: 268A (ボサノバホワイト), 227B (アイスホワイト), 270A (ファンクホワイト)
  • 赤系: 111A (パソドブレレッド), 176A (ロッソオフィチーナ)
  • 灰系: 676A (グリジオカンポボーロ), 695A (テックハウスグレー), 735A (サーキットグレー)
  • 青系: 488A (ブルーヴォラーレ), 425B (イタリアブルー), 415B (チェレステ)
  • 緑系: 166A (ミントグリーン), 566A (アドレナリングリーン)
  • 黄系: 509A (トロピカリアイエロー), 258A (モデナイエロー)

 

フィアット&アバルト|色番号リスト

フィアット車は、同じ色名でも年代やモデルによってコードが異なる場合があるため、アルファベットを含む正確なコードを併記しています。

1. ホワイト・ベージュ系

カラー名  カラーコード 備考
ボサノバ ホワイト 268A / PW3 / KW3 カタログ定番色 (Bianco Bianco)
アイス ホワイト 227B Abarth 595等 (Ghiaccio White)
ファンク ホワイト 270A 初期三層パール (Bianco Gioioso)
アンチドーテ ホワイト 240 / 460A 500e / Abarth 500e
ベージュ カプチーノ 231B / PTA 定番ベージュ
ニューエイジ クリーム 231B 500L等で採用

2. グレー・シルバー系

カラー名  カラーコード 備考
グリジオ カンポボーロ 676A / 5JQ Abarthの象徴的グレー (Campovolo)
テックハウス グレー 695A / 06 Fiat定番グレー (Grigio Pompei)
レコード グレー 695 / 695A Abarth等で人気の濃いグレー
サーキット グレー 735A Abarth 595 (Pista Grey)
マット グレー 708B 500SやAbarthの限定車 (Asphalt Grey)
ルージュ グレー 685B 2021年以降の追加色
ポンペイ シルバー 612 / 612A メタリックシルバー

3. レッド・オレンジ系

カラー名  カラーコード 備考
パソドブレ レッド 111A / PR1 Fiat定番の赤 (Rosso Sfrontato)
アバルト レッド 176A / PRX Abarth専用の赤 (Rosso Officina)
ドナ・ジョヴァンニ レッド 164B 三層パール (Brillante Red)
ボルドー ポンテベッキオ 142B 濃いワインレッド
シチリア オレンジ 562 2021年以降の鮮やかなオレンジ
ビタミン オレンジ 104B 限定車Arancia等 (Arancio Gustoso)

4. ブルー系

カラー名  カラーコード 備考
ブルー ヴォラーレ 488A 復刻版の淡い水色
チェレステ ブルー 415B 500eや1957エディション
イタリア ブルー 425B / 018C 鮮やかなメタリックブルー
ポディウム ブルー 369B Abarth 595 (Blu Podio)
ヴェネツィア ブルー 100 / 888B 落ち着いたパールブルー
ナイト ブルー 414 / 895B 紺色 (Mezzanotte Blue)

5. グリーン・イエロー系

カラー名  カラーコード 備考
ミント グリーン 166A Fiat定番パステルグリーン
アドレナリン グリーン 566A / NJK Abarthの蛍光グリーン
モンツァ グリーン 745A Abarth 70th記念車等 (マット)
アルピ グリーン 149C / 781 マットなミリタリーグリーン
モデナ イエロー 258A Abarthの定番イエロー (Giallo Ginestra)
カントリーポリタン イエロー 509A Fiatの濃い黄色 (Giallo Birichino)

6. ブラック系

カラー名 カラーコード 備考
クロスオーバー ブラック 876B / 5CE 定番メタリックブラック (Nero Carbonio)
シネマ ブラック 601 ソリッドブラック
スコルピオーネ ブラック 876 / PX8 Abarth (Scorpione Black)

※ご自身の車の正確なコードを確認するには、バックドア(ハッチ)を開けた左側の淵にあるシルバーのラベル、またはボンネット裏をチェックしてください。3〜4桁の英数字(例:166A)が記載されています。

 

最初期のボディカラー名は音楽ジャンル♬

リリース当初、日本に導入されたフィアット500のボディカラー6色には、音楽ジャンルにちなんだ名前が枕詞みたいに付けられていました。

ボサノバホワイト」の他には「トロピカリアイエロー」「ジャイヴブルー」「モッドブルー」「クロスオーバーブラック」「チャチャチャアズール」「パソドブレレッド」です。お洒落なイタリア車らしい素敵なネーミングですよね!

パソドブレ レッド|色番号【111】

ボサノバ ホワイト|色番号【268】

トロピカリア イエロー|色番号【509】

ジャイヴ ブルー|色番号【475】

ファンク ホワイト|色番号【270】

モッド ブルー|色番号【407】

チャチャチャ アズール|色番号【294】

クロスオーバー ブラック|色番号【876】

 

これは2007年の500復刻時、当時の開発チームが「チンクエチェントは人生を謳歌するための楽器である」というコンセプトを込めたためと言われています。イタリア本国名(イタリア語)と日本導入時の英語名(音楽名)が異なるのも、このクルマらしい遊び心。色番号(カラーコード)さえ分かれば、その色が持つ「本来のイタリア名」まで辿り着くことができます。

この法則はずっと一貫されるわけではないのですが、限定車などでもちょいちょい音楽系のカラー名が登場しています。

たとえば、「ラガマフィンレッド」「ニューオリンズブルー」「カントリーポリタンイエロー」「ブルーヴォラーレ」「ニューエイジクリーム」「テックハウスグレー」「エピックブルー」「グルーブメタルグレー」「エレクトロクラッシュグレー」「チルアウトパープル」などなど!

 

イタリア本国のボディーカラー名

こちらも最初期モデル。本国イタリア仕様は12色でしたが、ボサノバホワイト等の名称ではなく元々のカラー名があります。

 

 

●BIANCO BIANCO
ビアンコ ビアンコ

→ボサノバ・ホワイト
伊名の「ビアンコ」はイタリア語で「白」の意味。ボサノバはセルジオ・メンデスなどで有名なブラジル発祥のいわばニューミュージックですね!日本人だと小野リサさんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

●BLU BASTIAN CONTRARIO
ブルー バスティアン コントラリオ

→ジャイブブルー
濃い青。ジャイブはジルバを2ステップ化した忙しめに踊るダンス音楽です。

●GRIGIO PERBENE
グリージョ ペルベーネ

●BLU MAGNETICO
ブルー マニェティコ

→モッドブルー
モッドは60年代英国で流行したザ・フーやザ・ジャムを代表とする黒人音楽の影響を受けた白人によるスタイリッシュな音楽です。

●NERO PROVOCATORE
ネーロ プロヴォカトーレ

→クロスオーバーブラック
イタリア語での意味は「強調の黒」でメタリックブラック。クロスオーバーはジャズやポップス、ロックを融合させた音楽。

●VERDE LIBERO E BELLO
ヴェルデ リーベロ ベッロ

●ARANCIO GUSTOSO
アランチョ グストーゾ

●AZZURRO CUOR LEGGERO
アッズーロ クオル レッジェーロ

チャチャチャアズール
イタリア語の意味は「軽快な心の青」みたいな感じ。淡い水色のスカイブルーです。チャチャチャはマンボから発展したダンス音楽。

●ROSSO SFRONTATO
ロッソ スフロンタート

→パソドブレ レッド
イタリア語の意味は「生意気な赤」パソドブレは闘牛をモチーフにした行進曲・ダンス音楽。

●GIALLO BIRICCHINO
ジャッロビリッチーノ

→トロピカリア イエロー

●GRIGIO GALANTE
グリージョ ガランテ

●BIANCO GIOIOSO
ビアンコジョイオーゾ

→ファンク ホワイト
メタルの入ったパールホワイトです。

 

アバルトのカラーコード一覧【追記】

[筆者撮影]© 2026 www.fiat500.online 

アバルトの色彩
サソリが纏う「サーキットの記憶」

フィアットが「音楽」なら、アバルトは「サーキット」

  • グリジオ カンポボーロ (676A):アバルトのアイコンとも言えるグレー。かつてカルロ・アバルトが航空機用塗料の余りを使用したという伝説に由来します。
  • ロッソ オフィチーナ (176A):直訳すれば「工場の赤」。飾り気のない、勝つための情熱を象徴するソリッドレッドです。
  • アドレナリン グリーン (566A):現代アバルトを象徴するこの色は、サーキットでの視認性と、心拍数を上げるパフォーマンスを表現しています

カラー名 カラーコード 補足・特徴
アズーロレジェンダ 231 / 231B 初期アバルト500等に設定された爽やかなソリッド水色
ヴェルデモンツァ1958グリーン 745 695 70°アニヴェルサリオに採用された深緑(別名: ヴェルデグリーン)
グリージョレコード 695 すでにリスト上部にある「グリジオレコード」と同色(表記揺れ)
グリジオアルピオリエンタリ1974 38F / 45P アバルト124スパイダー限定車。ベース(マツダ・セラミックメタリック)共通コード
グリジオカンポボーロ 676 / 676A アバルトを代表する伝統のソリッドグレー
グリージョティタニオ 613 / 613A 595等に設定された、チタン調のメタリックグレー
グリジオパフォーマンスマットグレー 704 / 704A 595コンペティツィオーネ等に採用された艶消し(マット)グレー
グリジオビスタ 831 / 831C 595Cなどに設定されたスタイリッシュなグレー
グリジオリーヴァ 644 695リヴァーレに採用された、高級クルーザー由来の気品あるグレー
ネロサンマリノ1972 41W アバルト124スパイダー用。ベース(マツダ・ジェットブラックマイカ)共通コード
ネロスコルピオーネ 817 / 817A アバルトの定番メタリックブラック(黒サソリ)
パールホワイト 270 / 270A リスト上部の「208」とは異なる、3コートパールのホワイト
ビアンコイリダート 227 / 227B 595ツーリズモ等に設定された、輝きのあるパールホワイト
ビアンコガーラ 268 / 268A レースの白を意味するソリッドホワイト(フィアット名: ボサノバホワイト)
ビアンコフジ 224 トリブートフェラーリ等に採用された、マセラティ/フェラーリ由来の最高級パール白
ビコローレブルー ツートン 上記「グリジオリーヴァ(644)」と「ブルーセーラ(475)」等のツートンコード
ブルポディオ (ブルーポディオ) 369 / 369B 595等に設定された、スポーツ感の強いソリッドの濃いブルー
ブルーアブダビ 441 / 441C トリブートフェラーリに設定された、フェラーリ純正のメタリックブルー
ブルーイゾラエルバ1974 38L アバルト124スパイダー用。ベース(マツダ・ディープクリスタルブルーマイカ)共通
ブルーメタリザード 411 / 411A 500e等に採用されている現代的なメタリックブルー
ポンテベッキオボルドー 882 / 882B 深みのある美しいワインレッドメタリック
ロッソオフィチーナ 111 / 111A アバルト仕様の赤(実質、リスト一番上の「ロッソパッシオーネ」と同コード)
ロッソコアドロ 176 / 176A 595シリーズ4等で採用されたソリッドレッド
ロッソコルサ 134 / 134A トリブートフェラーリ等に採用された、フェラーリの伝統的なレーシングレッド

【USアバルト仕様(500X等)】パーツカラー名

主に海外市場(北米など)のFCA(現ステランティス)グループ車や、パーツアクセントカラー等で使われる英語表記の名称

  • アドレナリンレッド (Adrenaline Red) ➔ 176(ロッソコアドロの北米名、またはブレーキキャリパー色)
  • アンチドーテホワイト (Antidote White) ➔ 268(ビアンコガーラ/ボサノバホワイトの北米名・限定車用呼称)
  • ベノムブラック (Venom Black) ➔ 817(ネロスコルピオーネの北米名、または艶消し黒パーツ色)
  • ポイズンブルー (Poison Blue) ➔ 369(ブルーポディオの北米名、または限定車呼称) [1, 2]

 

【豆知識】よくある色の間違い

特に、初めて色を調べるオーナーさんが間違いやすい気を付けるべき点をまとめました。

  • 「白」には2種類ある?

    ソリッドの白(ボサノバホワイト)と、キラキラしたパール系の白(ファンクホワイト/アイスホワイト)は全く別物です。コードを見ずに「フィアットの白」でペンを買うと、色が浮いてしまうので注意が必要です。
  • 日本名とイタリア名の違い

    日本で「ボサノバホワイト」と呼ぶ色は、イタリア本国では「Bianco Bianco(ビアンコ・ビアンコ)」という名前です。海外サイトで部品を輸入する際は、イタリア名での検索が必要になる場合があります。
  • アバルト専用色の存在

    アバルトの「グレー」は数種類あり、有名なカンポボーロ(薄いグレー)とレコードグレー(濃いメタリックグレー)を間違えるケースが多いです。必ず番号での照合をおすすめします。

 

専門知識:カラーコードの「隠れた場所」と読み方

自分の車の正確な色を知るには、ドアを開けてください。通常、バックドア(トランク)の左側、またはボンネット裏に銀色のステッカーが貼られています。

注目すべきは3桁から4桁の英数字。例えば「268/A」といった表記です。末尾のアルファベットは、塗装の層(ソリッド、メタリック、パールなど)や、製造ラインのマイナーチェンジを示す重要な識別子です。タッチペンや再塗装を依頼する際は、色名だけでなくこの「コード」を伝えるのがプロの流儀です。

 

経年変化とメンテナンスのコツ

フィアットの塗装、特にソリッド系の「パソドブレ レッド」や「イエロー」は、イタリアの太陽に負けない発色を持つ反面、日本の強い紫外線下ではチョーキング(白ボケ)が起きやすい繊細な一面もあります。

逆に「ボサノバ ホワイト」などの白系がリセールに強いのは、こうした退色が目立ちにくいという実用的な側面も影響しています。愛車の鮮やかな色彩を保つには、UVカット効果のあるコーティングや、こまめなワックス掛けが欠かせません。

 

やっぱり人気はホワイト系?

フィアット500 中古車

© fiat500.online All Rights Reserved.[筆者撮影]

 

ボサノバ・ホワイト Bossa Nova White』は鉄板。

カラーバリエーションの豊富さも人気のフィアット500もやはり人気のボディカラーは白だったりします。日本でのクルマの人気色は昔も今も白系なので、中古車としての買取り/下取りで高額となるのもホワイト系です。(もし先々のリセールまで考慮するなら白一択です)

ボサノバホワイトとは、2007年にリバイバル版として復刻した『ニューフィアット500』のデビュー時からラインナップされている、白のソリッドカラーである”ボサノバ・ホワイト”(Bossa Nova White)のこと。先述の通り、カラーコード(色番号)は【268A】となります。


フィアット500の特徴の一つ、ボディ同色のインストゥルメントパネル。

リセールバリューの点でも定評のあるボサノバ・ホワイト。
健康的なホワイトカラーは「清潔感」「信頼感」を表すクリーンなイメージ色。ピュアで真っさらな状態の「白」は物事の始まりを象徴する色です。

 

フィアット公式の色判断によると、ボサノバ ホワイトを選んだオーナーさんは…

正義感が強く純粋で正直者。ただ少々理想が高く無駄なことを許せない完璧主義なところがありそうです。意志が強く、一生懸命なあなたにとって、ボサノバ ホワイトの500は、ホッと一息をつかせてくれるバディになってくれます。つい頑張り過ぎてしまうあなたの心を一旦リセットし、そして新たに始まる生活を見守ってくれることでしょう。

 

おわりに: 正確な色合わせのために

愛車の正確なカラーコードが判明したら、その番号をメモしてディーラーやカー用品店へ。タッチアップペンを特注する場合も、このコードさえあれば調色マシンで正確な色を作ることが可能です。

絶版カラーや限定色を長く美しく保つために、まずは自分の車の「正確な番号」を把握することから始めましょう。

 

 

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