「500 by Gucci(チンクエチェント バイ グッチ)」とは、イタリア統一150周年とグッチ創設90周年を記念し、イタリアの世界的ファッションブランド『Gucci グッチ』のクリエイティブ・ディレクター フリーダ・ジャンニーニがプロデュースした特別仕様車のフィアット500です。
ラグジュアリー感に溢れる「500 by Gucci」は2011年の9月3日、日本市場に限定300台で導入されました。そして続く10月にはカブリオレ(キャンバストップ)の500Cモデル「500C by Gucci」が限定100台を導入。販売期間は2年間で、価格は500が260万円、500Cが294万円。
ボディーカラーは、漆黒のピアノブラックとホワイトが用意され、どちらも高光沢パールペイントを採用した高級感あるカラーで、外観はサイド面のショルダー部分にグリーン・レッド・グリーンのストライプが施されています。レトロなスポークが際立つ16インチ(195/45 R16)GGロゴ入りのホイール、テールゲートとBピラーのGucciロゴが配されます。
Gucciのシグネチャー・ストライプは、インテリアにおいてもシートやキーカバー、フロアマット、シートベルトにも採用するこだわりぶり。内装は、ブラックの車両にはクローム/白/黒、ホワイトの車両にはサテンクローム/アイボリー/ブラックを採用。シートはフラウレザーのツートーンシート。
エンジンは直列4気筒SOHC8バルブ1.2リッターで、最高出力は69馬力、トランスミッションはATモード付き5速シーケンシャルトランスミッションの「デュアロジック」です。
FIATのチェントロ・スティーレの協力のもと二大ブランドの邂逅が実現した、Fiat500 1.2をカスタマイズしたスペシャルエディションモデル「500 by Gucci」&オープンモデル「500C by Gucci」は、日本では同年7月8日に東京青山のフィアットカフェでお披露目されたとのこと。500 by Gucciは「手の届く価格のラグジュアリーカー」と紹介されました。