整備/メンテナンス フィアット500(2007)

フィアット500のスタッドレスタイヤ交換|冬タイヤで路面凍結する寒い日も安心安全ドライブ☆

投稿日:2022-10-07 更新日:

 

 

可愛らしくてカラフルなフィアット500は雪の中でも映えますから、雪が降ったら乗らないなんてモッタイナイです♪ ぜひスタッドレスタイヤに履き替えてスキーや温泉を楽しんじゃいましょう!

寒さも本格的になってきて冬の到来となりますと、雪国でなくとも路面凍結などはやはり心配…! 冷え込みの厳しい早朝や深夜に車に乗る機会の多い方はスタッドレスタイヤに履き替えて冬仕様に衣替えしておけば安心ですよね。

もちろんフィアット500もスタッドレスタイヤに交換できます。一般的に、タイヤとホイールのセットで交換しますが、輸入車は規格の違いがあったりもするので少々お勉強すると致しましょう。

★Fiat500タイヤ関連記事

 

フィアットの生誕地は北国トリノ

チンクエチェントの生まれ故郷は、日本でもフィギュアスケートが沸いた冬季オリンピック開催地でもあった北イタリアの都市トリノ(Torino)です。ローマの前はトリノが首都だった時代もあります。

バローロやバルバレスコといった銘醸ワインの産地でもあるピエモンテ州の州都であり、かつてはイタリア王国首都でもあった工業都市。アルプスのお膝元に位置(イタリア語で山の麓、足を意味するPiedi di Monte ピエーディ・ディ・モンテが語源)しています。

冬場は大雪にも見舞われる北国ですが、フィアットとアバルトが誕生した熱いスピリットの源泉でもあります。実際、50年以上も前の旧チンクエチェントこと先代Nuova500も、ヒーターはガンガン効きますし冬の寒さに負けないタフさも持ち合わせていますからね♪

 

マーケットから生まれる12カ月のイタリア料理: トリノ&出雲&東京

マーケットから生まれる12カ月のイタリア料理: トリノ&出雲&東京

板倉 布左子
1,980円(11/20 18:21時点)
Amazonの情報を掲載しています

雪国でなくとも冬はスタッドレスが安心

さてさて、昔は「タイヤチェーン」を履くのが雪道の定番で、それこそ1980年代に規制が掛かる前にはスパイクタイヤなんかも一般的でしたが、昨今では冬は「スタッドレスタイヤ」に交換するのが常識です。

もちろん積雪地でより効果を発揮するのはタイヤチェーンなので、雪道を走行するのであればケース・バイ・ケースで装着するのが望ましい。所持しておけば安心というものです。ただ購入に際しては、フィアット500の場合だと15インチ(185/55R15等)のタイヤを装着している車種だと、チェーンの種類によってはタイヤハウス内に干渉するそうなので注意。14インチ(175/65R14)であればクリアランス的に余裕があるので大丈夫のようです。

とはいうものの、利便性なども考慮するとスタッドレスタイヤは今や冬の必需品と言えるでしょう。

 

タイヤとホイールはセットで用意がオススメ

スタッドレスタイヤはホイールとセットで用意する人が多いです。

ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤをその都度、シーズンに応じて付け替えるのもダメではないのですが、タイヤの脱着は、空気圧の調整、アライメント調整(角度などのホイールバランスの調整)など、何気に専門的かつ工賃の掛かる作業です。また、タイヤ自体も着脱を繰り返すと損耗しやすいデメリットもあり、付けたり外したりするとタイヤのゴムを痛めるリスクもあるのでお勧めできません。

普段使いの夏用の他に、冬用の「タイヤ&ホイール」をストックしておいて、季節毎にホイールごと履き替えれば脱着するだけの工程で済みますし、手間ヒマだけでなく経済面でも有利かつ効率的です。初期投資と捉えた方が長い目で見るとお得と言えるのではないでしょうか。

 

スタッドレスタイヤ&ホイールの保管は専用ラックがあると便利!

 

まず純正ホイールサイズを確認

いま愛車のフィアット500が履いているホイールサイズは分かりますか?

スタッドレスタイヤを購入する際は、ホイールのサイズが分からないと選べません。フィアット500のホイールサイズは14インチから16インチまでグレード・オプション・限定車により様々ですし、中古車両であればデフォルトから変更されている可能性もあります。必ず調べるようにしましょう。

分からない時はお店の人に見てもらえば判別してもらえます。ホイール自体に記載や刻字があります。

基本的にフィアット500の場合は、

●Pop 14インチ

●LOUNGE 15インチ

●500C 15インチ

500S 15インチ

アバルトは16インチ以上。

エンジン(TwinAir/1.2)の違いというよりは、グレード毎に異なります。

 

タイヤサイズが14インチであればチェーンも装着可能らしいです。しかし、15インチ(185/55R15)以上になると商品によってはタイヤハウスの内側にチェーンが干渉してしまうことがあるようで、事前に確認が必要とのこと。 降雪地帯でなければ予期せぬ急な積雪ともなりますし、そうでなくとも朝の路面凍結によるアイスバーンは日常的に起こり得ますので、やはりスタッドレスタイヤを用意することが昨今では有用。

先述の通り、夏タイヤと冬タイヤをシーズン毎に組み替えると年に2回のタイヤ脱着となりどちらのタイヤも傷みやすくなるため、ホイールとセットで準備しますが、フィアット500のホイールPCD(Pitch Circle Diameter ピッチサークル・ダイアメーター/取付ボルトの穴の間隔)は国産車とは規格が異なります。大手のカー用品店では適合する商品の在庫が無いこともあるので、あらかじめ調べておくとよいでしょう。

フィアット500 雪 冬

 

参考:FCA

-整備/メンテナンス, フィアット500(2007)

Copyright© cinquecentista , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.