Topick!フィアット&アバルト限定車一覧
2018年11月17日(土)に発売されたフィアット500の限定車 Fiat500『Lusso ルッソ』をご紹介します。こちらは300台限定の特別仕様車です。
往年の旧チンクエチェントの時代にも同名で生産されていた500L(500 Lusso)にあやかったのでしょうね。(ちなみに日本では輸入されていない現行の500LはLargeの頭文字とのこと)
英語のluxury(ラグジュアリー)を意味するイタリア語の「Lusso ルッソ」は、デラックスであるとか「ぜいたく」さを強調する商品のネーミング。その観点からもこの新しい限定車モデルは、通常ラインナップでは1.2(1200cc)に設定されてない、上級グレードの「Lounge ラウンジ」をベースとして設定されています。
キャッチフレーズは「革いいって、贅沢。」
ポルトローナ・フラウ社製の本革レザーシートを奢ってますね。すばらしい!
また、アルミホイール、ドアミラーカバーなどの特別装備を配することで、よりエレガントに仕上げることを目指しています。
ポルトローナ・フラウとは?
1912年に創業したポルトローナ・フラウ(Poltrona Frau)は、トリノでレンツォ・フラウによって誕生。革張りのソファやアームチェアの製作を中心に、その品質の高さが評価され、1926年にはサヴォイア家から王室御用達指名を受ける。その頃からイタリアの豪華客船のインテリアなど数々を手掛ける。高い技術を有した熟練職人が「ペレ・フラウ」と呼ばれる高品質な革をふんだんに使用して作る高級なソファは、デザインも高い評価を受けている。
1980年代には自動車業界にも参入。イタリアのランチア・テーマ8.32のインテリアデザイン・製作を契機に、高級乗用車、ホテル、航空機のファーストクラスなどのインテリアを手がけるなど、高級・高品質なブランドイメージを生かし幅広く事業を展開している。
ポルトローナ・フラウを採用している車種としては、ランチア、フェラーリ、ランボルギーニ、アルファロメオ、マセラティなど錚々たるイタリア車ブランドが揃う。
ボディカラーは「ミントグリーン」「ボサノバ ホワイト」
- ベースモデルは、通常設定のない「500 1.2 Lounge(ラウンジ)」
- 内装にはイタリア製の高級家具ブランドのポルトローナ・フラウ社製のレザーシートを採用
- 全国300台限定で11月17日より発売
ミントグリーンには「ブラウン」、ボサノバ ホワイトには「ブラウン」及び「ボルドー」のレザーシートを採用しています。
15インチ18スポークUデザインアルミホイール、クロームメッキ仕上げのドアミラーカバーを装備。
なお、500 ルッソは様々な特別装備を採用する一方で、希望小売価格(税込み)は2,400,000円とそれなりに価格は抑えているという、FCAジャパンさんの触れ込みです。(まあ、安くはないデスけど笑)
画像出典:FCAジャパン公式