アバルト ABARTH 限定車 / 特別仕様 / カラー

アバルト限定車 695 70°Anniversario(セッタンタ アニヴェルサリオ)に宿るFIAT500エラボラツィオーネの初代サソリ魂!

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695 70° Anniversario

サソリが大好きな人間たちで占められるABARTHファンの祭典『アバルト デイズ 2019』でもFCAにより公式発表が成された通り、記念すべきアバルト70周年を讃えたハイスペックなABARTH限定車「695 70° Anniversario(セッタンタ・アニヴェルサーリオ)」が同年11月15日(金)に日本でも予約販売がスタート!(納車は20203月以降を予定)

…と言っても、実際にこの記事を書いている1週間後の今日には、先行予約の限定100台のみならず追加生産枠100台すらも規定台数に達してしまった(同モデルは全世界で1949台限定で、日本への割り当て100台に加え追加枠のリクエストを出していたらしい)アバルト・オフィシャルでも「予想以上のお申し込み」と添えられ既に受付が終了しているという状況!

地を這うサソリが、このエコカー時代に「飛ぶ鳥を落とす勢い」で猛毒を放っている様は、いまだ内燃機関が大好物な旧き良きクルマ好き達にとっては痛快ですらある。

まさに叛逆的なまでなモンスターキリングの体現。

そんなレトリックが馴染む、現在進行形のアバルト像をプロデュースし続けるFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)の豪腕は、流石のイタリア・トップブランドだなと敬服させられる次第です。言葉にすれば「伝統と革新」とアッサリ表現できるのだけれど、クルマ文化における「歴史の重厚さ」というものが、メインでは電気自動車やりながらABARTHを抱える懐の源なのかなぁ、と。結果ニーズも捉えてブランディングも成功してるわけだし、凄い。

 

さてさて、ついつい話が膨らんでしまいましたが、加熱っぷりも凄いアバルト695の限定車「セッタンタ アニベルサリオ」です。メーカー希望小売価格は税込みで400万越えという、小型ハッチバックながら超スペシャルな高級車っぷり! MT車(左ハンドル30台/右ハンドル20台)が4,170,000円で、MTA車(右ハンドル50台)が4,340,000円とのこと。

まあでも、そもそもベース車両がコンペティツィオーネなので、ある意味お買い得と捉えるべきでしょうか?(ボクの懐では買えないですけどね~♪)

 

このアバルト695 70° Anniversarioが採用するグリーン(モスグリーンぽい)のボディカラーは、「Verde Monza 1958(ヴェルデ・モンツァ)」は、初代アバルト500とも言える伝説のモデル「FIAT500 ELABORAZIONE ABARTH RECORD」という長いお名前のチンクエチェントに由来します。カタカナで書くと「エラボラツィオーネ アバルト レコルド」ですが、なかなか日本人には発音しにくい舌を噛みそうな名称です(笑)

少し書き添えておくなら「ラ」にアクセントを置いて「エラボツィーネ」と発音するとイタリア語のイントネーションのソレとなります。ちなみに、おそらく分かりやすく略して70°(70th)を「セッタンタ」(イタリア語で数字の70)と意訳して車名としているようですが、たぶん本国では70thを指す「セッタンテジモ Settantesimo」だと思います。

500エラボラツィオーネは、1958年にモンツァサーキットで行った速度記録において、6つの世界記録を樹立。アバルトの名を世界に轟かせたイタリアの至宝とも言える名車の一つです。

並べてみると色合いはクリソツ。オマージュ具合がそれとなく感じれますね。

そしてさりげなく旧サソリ・エンブレム!

大型リアウイングは、1970年に登場した「フィアット・アバルト 1000 TCR」にインスピレーションを受けたものだそうで、最大60度まで12段階で角度調整が可能という代物。伊トリノのオルバッサーノにあるFCAの風洞施設でテストを行い、時速200kmで最大42kgのダウンフォースを発揮することを実証済み。

もちろん公道でやったらアカンので、ゴリゴリのサーキット仕様ですな。

さらに、専用ボディキットや専用17インチアルミホイール、コーナリング時のトラクションを高めるメカニカルLSD(5MTのみ)を採用。専用レザー/アルカンターラシートや専用デザインフロアマット、専用限定車ロゴプレートも特別装備。

アバルト創始者カルロ・アバルトは、パワーや最高速度、加速性能といった数値の追求に留まらず、ドライバーの心を刺激するチューニングを探求したことでも有名で、アバルト695 70° Anniversarioは、そうしたカルロ・アバルトのクルマ作りの哲学が反映されていて、コスプレチックに外観だけ整えたものでは決してなく、機能的にも精神的にもオマージュした質実剛健な実にアバルトらしい限定車なのです。

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