500X(チンクエチェント エックス)でナンバープレート脱落のリコールが過去にあったそうですが、なかなか普通は無いトラブルだと思います。しかしながら、大雨、台風、ゲリラ豪雨と日頃から異常気象が叫ばれる今では、起こり得るリスク…。実際、僕のチンクも、ある豪雨の夜にナンバープレート脱落というトラブルの憂き目に遭った経験があるのでした…。
初代のMYチンク(チャチャチャアズール 1.4 LOUNGE)に乗っていた頃のお話です。
ある朝、ふと駐車場を見下ろすと…
あれ?何かヘンじゃない?
え、なんで??
ナンバープレートが…??
なくなっている…!?
なんじゃこりゃあ~~~~~っ!!!
まさかの盗難?? とも思ったけれど、リアのプレートはちゃんとあるし… その日の前日は、深夜から朝方にかけて稀にみる集中豪雨だったので考えられない…
事実、帰宅の途ではゲリラ豪雨の真っ只中を走るハメになり、えらい苦労をした…
!!!
はい、そういうことです!
走行中に吹っ飛んだってことです!
…たしかに、けっこう深い水たまりで、一瞬グリップを失うほどヒヤリとした状況もあり、フロントグリル部分にも水しぶきが大分かかったと思われる跡も残ってましたが…
まさか、まさかの
ナンバー紛失には驚きましたね~
いやはや、こんなこともあるんだなぁ~… と、呑気に、なかば呆然と思いつつも、とりあえず最寄の警察署に遺失物の届け出。(まあ、見つからないでしょうけど →なんと、後日に見つかりました!)
当時のFIAT正規ディーラーの担当さんに再交付の手続きについて訊きました。
結論としては、
もし破損した状態でもプレートが残っていれば、同一ナンバーでの再交付が可能ですが、紛失した場合は、新しいナンバーを再取得するという形になる、とのこと。
つまり、もし同じ番号がよければ、希望ナンバーを新規に申請するしかない。新しいプレートの取得は申請から最低4日間を要するそうで、そのあと、最寄の陸事に車を運んで取り付けるまでは、名無しのゴンベちゃん。→乗れません。(ナンバーが何でもよければ、即日。そのときある連番で取得可能らしい。)
悔しかったので、同じ4ケタ番号を希望して新しいプレートを湘南陸事で再交付してもらいました。
しかーし! これがまた、
すぐには付けられなかったのですよ。トホホ…
というのも、ナンバープレートを固定するネジ受け部分のパーツも、プレートごと一緒に失ってしまったからなんですね~・・
これがプレートごと吹っ飛んだ、ネジ受けの部分。(なんだか頼りない?)
FIAT正規ディーラーさんに取り寄せてもらったので一応これも純正部品です。アルミ製の小さな筒状。コイツの根元がバンパー部分に圧着されてたわけですが、
穴がスカスカになってしまってて、これでは固定が不可能。
この部分(強化プラ)って、たぶん袋状になってて、裏側からナットで締めれない構造。(中には緩衝材?みたいなウレタンっぽいものが詰まってましたね)
まあ、しかし、
なんだかんだで、ちょっと力業使ってでも何とか付けてもらえるかな~って安易に考えていたのですが…
フロントバンパー交換。
って言われちゃった。
(・・おいおいッ!)
そりゃあないよ・・
愛が無いよ。。
とゆーわけで、結局、困ったときのDIYで、アレコレ試行錯誤しながら、自力でナントカ取り付けましたけどね。もちろん、安全性という面でも自己責任ではありますが。(そのDIY取り付けの話は、また別の記事で♪)
こんな状況は、エンジン止まっちゃう(壊れる)レベルなので、走行してはダメなのは周知のとおりなのですが、気付かず意図せず突っ込んでしまったりもありますよね。僕もそうでした。あまりに急激な降雨で、高架下の両側から下りになっていた所がかなり深めの水たまりになっていました。
道路閉鎖されるべき状態でしたが、きっと行政の処置も間に合ってなかったのでしょう。夜間で視認しにくかったこともあり、ズバババババッ!と突入… もう突っ切るしかない状況だったので、水圧の重い抵抗を車体に感じながら(すごく怖かった)何とか抜けましたが、その際にナンバープレートが吹き飛んだのでしょうね…。
■500Xではナンバープレート脱落のリコールも…
これは余談。でもSUVクロスオーバーの500X(チンクエチェントエックス)でナンバープレート脱落のリコールってのも困りモノですなぁ。オフロード走れるのもウリなんだし(^-^;
2016年4月に発表されたリコールのようですが、FCAジャパンによって発表されたのは、フィアット500X(チンクエチェント エックス)のナンバープレート(自動車登録番号票)の固定部の部品に初期の不具合があり、ナンバープレート脱落の恐れがあるということで、国土交通省にリコールの届け出がされてますね。
リアのナンバープレートを固定するブラケットを車体に付ける際の作業指示が不適切だったらしく、車体側の固定具が破損するこ可能性があったとのこと。正しく固定されている状態でないため、そのまま走行を続けていると、固定具が外れ、ナンバープレートが脱落する恐れがあるというもの。
型式 | 通称名 | 車台番号(シリアル番号)の範囲 | 対象台数 |
---|---|---|---|
ABA-33414 | 500X | ZFA3340000P371404~ZFA3340000P392867 | 293 |
1型式 | 1車種 | 輸入期間の全体の範囲:2015/09/05~2015/10/28 | 計293台 |
このリコール案件による事故は無いようですが、たとえば高速道路を走行中にナンバープレートが脱落したりすると、後続車の事故の原因になったりしますから危険ですよね。整備不良で過失を問われないとも限りませんので、ナンバープレートに限らず外装の装備品は気をつけないといけませんね。
リコールについてはFIAT正規ディーラーさんにお問い合わせ下さいませ。