EV「500e」電気自動車 限定車|FIAT/ABARTH

最新型FIAT『500 Giorgio Armani』ジョルジョ・アルマーニ✕フィアットの新時代EVワンオフカー

投稿日:2020-03-05 更新日:

2020年3月、新たなFIATを象徴するかのようなスペシャル・ワンオフカー3台が、北イタリア・ミラノで発表。

世界が認めるイタリアブランド『ジョルジョ・アルマーニ』『ブルガリ』『カルテル』と、EV・電気自動車シフトの新時代を迎えたフィアット(FCA)の特別なプロモーションです。

 

●最新型フィアット500ev ワンオフカー

フィアット500は、20世紀を代表する「小さいクルマ」の代名詞であり小型車としてシンボリックな存在。世界中で愛されるイタリアンアイコンの1つとされるベストセラーカー。かのニューヨーク近代美術館(MoMA)にも展示されているそうです。この3台の特別なワンオフカーは、3つのブランドが持つ不変の価値観により生命を吹き込まれ、際だったスタイリングと創造力、クラフトマンシップを具現化する試みです。

 

500 Giorgio Armani ジョルジョ・アルマーニ

スタイルの解釈という仕事なら、イタリアン・エレガンスの帝王、ジョルジオ・アルマーニが適任です。彼の主宰するオートクチュールハウスは、EVへと変貌する500に独自の解釈を与え、時代を超越した仕立てとサステナビリティを表現する、500 Giorgio Armaniを生み出しました。

 

アルマーニは、レーザー技術を駆使し、服飾生地の3次元にできるだけ近づけることを目指して、車体のスチールパネルに専用のマイクロシェブロン(杉綾)模様仕上げ(エッチング)を施しました。その結果、オリジナルカラーであるアルマーニ・グレイグリーンが、“シルキー効果”によって引き立てられています。

さらに、エクステリアには、革新的な不透明塗料である“トップコート エアライト”が使われています。この塗料には酸化チタンが含まれ、その効果で公害物質や臭いが吸収され、空気が浄化されます。この新500に使用された塗料の空気清浄能力は、10立方メートルの植物の葉に相当し、およそ1本の樹木分の空気が浄化されます。500 Giorgio Armaniは”四輪のついた樹木“をイメージされています。

 

その一方で、ホイール・デザインにおける“GA”ロゴが力強いエレメントとなり、ソフトトップに使うファブリックもロゴでカスタマイズされています。アンバー色のウィンドウは環境との調和感と洗練度を表現しています。

外装のニュートラルでエレガントなニュアンスは、インテリアにも反映されています。

シート地はポルトローナ・フラウにより供給されたフルグレインの認証済み天然皮革(訳注:革の表面で一番外側の部分、体毛を取り除いただけの天然皮革。自然なまま、傷などを隠さず、鑢をかけたり、磨いたり、スムースにしたりしないもの)でカラーは“greyge(訳注:グレージュ、グレイのニュアンスのあるベージュ)”、装飾要素としては最高品質の皮革製品に施される手作業からヒントを得て、マイクロシェブロン模様のウールバンドと組み合わせました。

素材の自然さと高級感は、なめらかで彫刻的な美をもつダッシュボードインサートによっても強調されます。それは木目を活かした再生材で薄いアルミニウム製インレイで縁取られ、Armani/Casaラインのエレガンスと現代性によってインスパイアされたデザインです。

 

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